久しぶりに映画館に足を運んだ。どうしても観たかったシャルロット初監督のドキュメンタリー映画「ジェーンとシャルロット」。2021年にカンヌで発表されたという情報はそのころ読んだとあるモード雑誌で知った気がする。日本でみれるのかなと思いつつ忘れていた。それが、このタイミングで上映されるなんて。
全体的に地味な作品なんだけれど、はじめの方から涙が自然と出てきてしまい困った。
ふたたびフレンチかぶれ感覚が色鮮やかに戻ってきた。わたしにとってのどんぴしゃ。それから家にあるスタジオボイスや、ジェーンバーキンの写真集やインタビュー、シャルロットも含めたレコードを聴きあさる毎日。また、このデジタルな世の中では昔日本では観ることが難しかった映像にたくさん出会える。dommuneの「Nouveau DICTIONNAIRE français」で知ったinaのアーカイブはとても面白い。(ここぞとこれまた大好きなLIOやらJACNOとかのも探してしまった。)
もう着ないかなと処分したセントジェームスも買い直そうかしら(日本的フランスかぶれ)。それにしても、「スローガン」等セルジュ関係の映画が90年代に再上映されていたころ作られた豪華パンフレットやフライヤーを捨ててしまったのは苦い後悔・・・。何考えていたんだろう、私。改めて安易な断捨離的なものに反対するわ。 (→過去ブログ「物は大切に」) 人の気持ちは変わるしね。また興味が戻ることもあるのです。
ちなみに「ジェーンとシャルロット」のパンフレット、なかなか充実した内容で映画のあとに読むと感慨深いです。こういうの、あとから手に入れようと思っても大変だしね。
(my)