Monday 31 July 2017

京都レコード祭り

京都レコード祭りに行ってきた。ひさしぶりレコードをぱらぱらと探して(青柳がレコード屋に行っている間本屋に行くことの多いわたし・・・)、今って全体的にレア盤以外はすごく価格安いのねって驚いた。

ちょうどレコード祭りに行く2日前くらいにふと思い立って夏のレコードで紹介した小林泉美さんが音楽を担当しているサントラで持っていないのがあるなぁとおもって、ネットで検索していた。なんとなく会場で探してみると、なんと2枚あった。はじめみつけたのは1,000円。(きっとこの会場にもう1枚くらいあるはず。もう少し安いのが。)とおもってみていたら帯なしだったけれど500円であった。それも気に入っているレコード屋が出品していた。もちろん買った。こういうの地味に嬉しい!

今は簡単にネットで購入できたりどういう評価かわかったりするけれど、なんにもわからないままジャケットで選んでみたりハンター気分で探すことが面白いし、察知能力も上がっていくとおもう。レコード探しってゲーム気分かも。リアルにこうやって買物するのは探す手間や時間はかかるけれどそれも加味して楽しさ倍増。

(買ったのは翔んだカップルのサントラ。薬師丸ひろ子は歌っていません。)

(my)

Sunday 30 July 2017

朝の雨

この2日間早朝に激しい雨が降っている。その後一日雨が降ることはない。夕立は夏の風物詩だが、こんな雨ってあまり記憶にないので不思議に思った。
名前も気になった。夕立ならやはり・・・でも違う意味もあるので、どうなのか調べたらその通りの名前も正しいようだ。朝雨というのもある。
慣れないことが起こると知らなかったことを知るきっかけになる。どうでもいいようなことの方がなぜか嬉しい。

(青柳)

Friday 28 July 2017

片付けについておもうこと

前から取りかかりたいと思っていた在庫整理と片付けをおこなった。何を隠そうわたしは片付けが大好き。ホテルのようなすっきりした部屋で、荷物は少なく軽やかに、質を重視し少数精鋭でいたいと思っている。整えられた部屋は掃除がしやすい。(ちなみに掃除も大好き。というか清められた空間が落ち着く。)

人の好みなんて微妙に変わっていくものだし、今のわたしにぴったりなものを持っていたい・・・というのが理想なのだが。そう簡単にいかないのが現実。共同生活をしていると、捨てる捨てないの線引きがひとりではできないからだ。当たり前なのだけれど。折り合いをつけるということを学ばなくてはならないなと思いつつ、いつもこの課題にぶちあたる。

(my)

Thursday 27 July 2017

スナック菓子とポン菓子

スーパーで買い物していたら、目に入ったスナック菓子が無性に食べたくなった。小学校の時からのオールタイムフェイバリット。家に帰って早速食べた。ひとくち目は、「そうそう、これこれ。」という感じで大満足。しばらく食べていると、口の中の感覚がおかしくなってきた。食べ終わった後、舌はピリピリ。「もう、食べるのやめよう」と心に誓う。
それでも、しばらく時間が経つと忘れて、また買ってしまう。脳が記憶している快楽。一度染み付いたらなかなかやめられない、止まらない…

今日野菜の直売所で買ったポン菓子を口直しで食べた。ひとくち目、素朴すぎて味がないと思えるくらい。それが噛んでいるうちに口の中にうま味がふわっと広がっていく。後味もとても良い。シンプルな物は本当に味わい深いものだ。

スピーカーMONOの音は、ポン菓子に近いと思った。さりげないけど味わい深い音の良さ。でも、こういうのって古くさいのかな。普遍的だと思うのだけど…

(青柳)

Wednesday 26 July 2017

赤紫蘇ジュース

彦根に越してきてから教わってつくるようになった夏の飲み物。この時期になると直売所で赤紫蘇が売り出される。葉を自分でとらなくてはいけないのでたいへんだけれど、あれば枝付きのものを買ったほうがよい。炭酸水で割って飲むのが好き。色もきれいだし美味しいし、いったんつくっておけば好みの濃度で割って飲むだけなので手軽。

つくりかた;赤紫蘇の葉を洗う。鍋に水を入れ火にかけ沸騰したら、紫蘇の葉を入れる。途中で紫蘇をかえしながら煮る。しなっとなり液が黒くなったら火を止め紫蘇をボールにあてたざるに取る。落ちてきた液を鍋に戻す。鍋に氷砂糖を入れ溶かす。あら熱を取りクエン酸を入れる。これでできあがり。あとは水や炭酸水で割って飲む。

(my)

Tuesday 25 July 2017

公言するとかえって

梅雨明けしたとニュースで聞いてから、逆に梅雨入りしたようなじめじめとした雨続きの天気が続いている。天気は人の心のように気まぐれなものだ。
なにごとも公言するとかえって逆の方向に物事が転んでいくことがあるから困ってしまう。世の中には「ひねくれ分子」が飛び交っているのだろうか。かといって何でも曖昧な表現にするわけにもいかない。
一度知らないふりして、梅雨明け宣言をしなかったら、どうなるのだろう。
「あたるも八卦当たらぬも八卦」くらいの軽い気持ちで受け止めていたらいいような気がする。

(青柳)

*気になってネットで調べてみたら、梅雨入り・梅雨明け宣言が外れてクレームが多かったので、宣言をしなかった年があったそうだ。そうすると発表して欲しいという要望が多くなり、現在では曖昧な表現で発表しているそうだ。なんだかとても日本人らしい話。

Monday 24 July 2017

ハードワーク side B

昨日、(青柳)が書いていたハードワークについて。わたしは途中から参加したのだけれど、体がなまっているせいか夏の部活以上のしんどさだった。曇りの日を選んでこれだから、炎天下だと想像するのも怖い。

ふだんあまり汗をかけないのだけれど、サウナに入っているような感じになった。いつもこんな作業のあと、運動不足を反省してしまう。そして、きちんと体力をつけようとおもうのだけれどすぐに忘れてしまう。(英語の勉強と一緒。)ここに書いておいたらこの気持ち憶えておけるかな・・・。おもわず昼寝をしてしまった。

たしかにしんどい作業だけれど、達成したあとの爽快感は格別だ。あと作業の効率もよくなってきた気がするし、前より生えてる草がどんどんよい感じになっているのも希望がみえる。積み重ねの重要さがしみじみ身にしみてわかった。

(my)

Sunday 23 July 2017

ハードワーク


この時期の草刈りは日取りを間違えるととんでもないことになってしまう。天気が良すぎると太陽の光と熱を浴びるだけで疲労してしまう。今日は朝から曇り空、絶好の草刈り日和。天気を見てこんなことを思うようになるなんて、ずいぶんとこの土地での生活に慣れて来たような気がする。

朝9時、エンジンく草刈り機にガゾリンを満タンに入れて作業スタート。最初の1時間くらいはどんどん草は無くなっていくし、気持ち良い作業。草刈りをする度に生えている草の種類に変化があるのを見るのが楽しい。去年から草の手入れをするようになって、ずいぶんといい感じの野草の生える土地になってきた。放置すると背の高い草ばかりで一面覆われてしまう。今日は隣の家から増殖し野性化したミントがたくさん生えていた。匂いがあまりに良かったので、袋につめておいた。

作業が2時間くらい同じ作業をずっと続けてると、前身から汗が吹き出し、頭がからっぽになる。体はかなりキツいのだが、普段こういうことはないので、逆に気持ちいい気がする。
草を刈り終えると集めて積んでいる。刈ったまま放置する家も多いようだが、小さな野草が生える土地にするためにそうしている。山のように積んだ草を見ると今日のがんばりが一目で分かるのもよい。(写真は今日の成果。奥と手間の二つの山)

3時間半程の作業を終えると笑えるくらいフラフラになっている。シャワーを浴びて飲む水の美味しさも格別。昼食を食べ終えると突然の睡魔に襲われた。脳が「眠れ」と信号を流しているのが見えるようだった。

日常の雑念を払うにはこうやって体を酷使するのが一番良いのかもしれない。
複雑なようでいて人間も単純なものだ。

(青柳)

Saturday 22 July 2017

わからない、ということ。

”わからない”ということが苦手だった。すぐに安易な答えを求めてしまったりしていた。今からおもうと、平面的なものの見方をしていた。わからないことだらけなんて当たり前で、答えなんてないものの方が多いのかもしれない。だからこそ面白いのだと思えるように。(それでも昔からの癖で質問に答えられないと、もやもやしてしまうのはどうしたものか。)

わからないことをわからないままいったん保留にしておくのも大事かもしれない。はっきりしないこと、あいまいなこと、そんなことも重要なことだ。決め付けないで、遊びや余地を残しておくこと。

(my)

Friday 21 July 2017

シンプルなものは強い


クーラーの無い生活をしている者にとって、やっぱり扇風機の存在はありがたい。クルクル羽が廻り首を振っている様を見ているだけでなんだか涼しく感じる。今や羽が無い扇風機もあるそうだが、あまりそそられない。

写真の扇風機は、僕が大学生の時に京都で拾って、修理してずっと使っている。出会った時にすでに見たこと無いくらいレトロな存在だったのに、あれから20数年経って、もはや博物館行きの化石のようだ。それなのにいまだ元気に動いているのには驚きだ。シンプルな機械はそうそう簡単には壊れないのだろう。故障しても簡単に修理可能。

スピーカーMONOもこの扇風機のように何十年としぶとく元気な音を鳴らしてくれることを望んでいる。電子回路を持たないスピーカーだから致命的なことにはならないと思う。

(青柳)

Thursday 20 July 2017

夏のお昼の定番

きのう、近畿の梅雨明け宣言のニュースをラジオで聴いた。すでに暑すぎるくらいの暑さだ。あまり冷たいのみものを飲みすぎないほうがいいのは分かっていても、氷の入った番茶をがぶがぶ飲みたくなる。

そんな暑い夏の定番は、冷たい麺。最近凝っているのは、ごまをすりばち(とても便利!)ですり、そこにだしと醤油とみりんや酢、そしてトマトの角切りをいれ、ぎりぎりまで冷凍庫で冷やしておく。(冷やしすぎると凍るので注意。)野菜(きゅうり等)、薬味(ねぎや大葉、お好みで)は冷蔵庫で冷やしておく。うどんやそばをゆで洗って、さきほど冷やしておいた野菜(きゅうり等)をのせ、冷凍庫で冷やしておいた汁をかけ、薬味をちらし完成。揚げたなすをトッピングしても尚良い。

(my)

Wednesday 19 July 2017

レコード屋のように

レコード屋さんの壁にディスプレイされているレコードを見ているだけで、心ときめく。
そういえば、高校生の時集めていたレコードのジャケットを部屋の壁一面に掛けたりしていた。レコードの評価は、中身の音楽だけじゃなくて、ジャケットアートワークの善し悪しも含めて判断しているような気がする。
サイズ感も素晴らしい。LPの大判の美術書並みの迫力、そして7インチ盤の手をひろげたくらいの愛らしい大きさ。昨今のレコードブームもアートワークの魅力が大きく貢献していると思う。

正方形のアートワーク=レコードジャケットという頭の回路が働いてしまうレコードジャンキーも多いと思う。僕もそうだ。iPhoneを持っていた時(現在はガラケー)は、写真は必ずスクエアで録っていた。ジャケットに使えそうな写真を録ることが一番の目的だった。

横浜での試聴会「モノノネ空間」を終えて、セレクトしたレコードの荷物が戻って来た。このままレコード棚に戻してしまうのがなんだかもったいない気がした。せっかく「インテリア・デザイン」をテーマに選んだのだし、なんらかの形で紹介したい…

ジャケットのアートワークをなるべくレコード屋さんの壁のように見てもらうには、Instagramが最適だと思った。たまにお気に入りのレコードショップがやっているInstagramを眺めていると、レコード熱が高まって無性にレコードが欲しくなってしまうからだ。SNSをやって行く自信は無いが、レコード紹介のツールとしてInstagramを使うのは面白そうな気がした。

そんなこんなで、HORA AUDIOのInstagramがスタートしました。
今後のご愛顧のほどよろしくお願い致します。

(青柳)

*本日はイベントを開催させて頂いたインテリアストア、black&whiteさんにちなんで、"black&white records" を投稿しました。明日は "interior records"を予定しています。

Tuesday 18 July 2017

ますます好きになる

なんだかトレンディドラマのようなタイトルになってしまったが、今回横浜元町中華街エリアにある大好きなインテリアストアblack&whiteさまにてホラオーディオ試聴会を開催して思ったこと。

ずっとお店に滞在しているうちに、すてきなものに囲まれてあれもこれも欲しくなってしまった。今回の記念に、これ(テーブルにアクセントとして敷くつもり)とグラス(ワイン用だけど、小鉢の代わりに使うのもいいなと思った)を買った。

元町で出勤前にフレッシュオレンジジュースを飲んだり、おめあての中華料理屋でごはんを食べたり。横浜の街自体、ちょっと神戸に似ているところもあってなんだか落ち着くし、好みだ。今回行くことができなかった場所もあるし、次回ゆっくり散策してみたいと思った。

おみやげで頂いた同發の馬拉糕は最高に好きな感じだった。また好物が増えてしまった・・・。

古くはカップス(わたしの中では鈴木いづみの小説とリンクしている)、現代はCKB。ということで、もちろん元町商店街を歩くわたしの頭に流れていたのは横浜元町チャーミングセールのCMソング

Saturday 15 July 2017

生まれた土地の音


試聴会モノノネ空間で久しぶりに横浜を訪れている。二年前にスピーカーMONOは、神奈川県藤沢市で誕生した。
街を歩いていてまず感じたのは、「風の気持ち良さ」だった。軽やかな動きのよい風が吹いている。
常々、音は風みたいだと思う。気持ち良い風が吹く神奈川の土地でMONOが生まれたことを嬉しく思う。

black&whiteセレクトの素晴らしいプロダクトに囲まれ、生まれた土地の空気の中MONOは楽しく音を鳴らしている。
今回新しく仲間入りしたシェルフMIMIもまわりの様子を伺いながらインテリア空間にとけ込んでいるように見える。

心地よい空間でスピーカーが鳴っていると、いつも不思議と良い音だと感じてしまう。それでいて、その場の個性というものも同時に感じるから面白い。モノノネ空間の醍醐味。

(青柳)

Tuesday 11 July 2017

横浜についてあれこれ

14日~16日に横浜中華街エリアにあるblack&whiteにて行われる試聴展示会「モノノネ空間」のために、出張することになった。

久しぶりなので、休憩中にあれやこれや散策しようと思っている。気になっている喫茶店、照宝の蒸し器等道具(電子レンジを使わない我が家にとっては重宝する)、山田の鉄の中華なべやフライパン(これも大活躍)からすきな中華料理屋(中華料理が好き。特に北京、四川。でも今回行きたい店は上海料理。)などが行きたい場所。

今回はあまりぶらつけないと思うけれど、神奈川近代文学館や洋館をみたり、クラシカルですてきな建物も多いし、散歩にいい街だと思う。

そして横浜といえば、多くのテレビドラマや映画の舞台にもなっている。例えばやはり「あぶない刑事」。ジュリーのあのドラマも断片しかみていないのできちんとみてみたい。(なんせ一郎も藤竜も出てるし。)そして「月曜日のユカ」。内容は好きではないけれど、加賀まりこが可愛すぎる!まだまだたくさんあると思うけれどこの辺で。

(my)

Monday 10 July 2017

自然増殖するレコード


ゆうきのライブで滞在した福井でレコード屋さんに立ち寄った。「鑑定団」というその店の噂は聞いていたが、特にレコード熱が高い時期ではなかったので、また今度でいいかなと思っていた。オオルタイチさんが行ってみたいと言ったので、冷やかし気分で訪れてみた。

噂通り、ギターとレコードが混じり合ったディスプレイは見たことがない感じ。レコード棚の上部や前方に多数のギターが立ちはだかり、レコード漁りの本気度を試されているような気がする。分類はかなりざっくり。地方のレコード店は店主の個性を反映した、面白いところが多い。

何気なくジャズコーナーを見始める。はじめは何もなさそうな気配だったのに、ECMの国内盤が何枚かあったり、モーズ・アリソンの欲しかった盤がなにげに見つかった。今日はジャズだけを見ることに決めて棚を見ていると、店主が「ジャズは何でも700円です。」と声をかけて来た。値札がほとんど付いていないのはそういう訳だ。すでに手に持ったレコードも半額くらいになるなんて。。。さきほど見過ごしたオーネット・コールマン『FREE JAZZ』も700円ならということで救出。結局店主の一言で完全にスイッチが入って、6枚購入することになった。会計を済ましたあと、これおまけねと、マッコイ・タイナーのLPを頂いた。

こういう瞬間、レコード屋さんっていいな、と心から思う。インターネットではまずあり得ない偶然性の連続。今回のセレクトもネットショッピングではまず選ばない並びだ。
店の雰囲気や店主の表情の記憶を伴ったレコード達。内容うんぬんではなく、そういう物があることが幸せなんだと思う。でも、こうやってレコードが部屋にどんどん増殖していく…

(青柳)

*自然増殖していくレコードを納めるのに最適なシェルフ『MIMI』を開発しました。必要な分だけ増やしていけるコネクティングシステム。今週末、横浜の試聴会でお披露目します。

Sunday 9 July 2017

夏のレコード

夏になったら聴きたくなるのは、小林泉美さんのレコード。(今日、解禁。)

小学生の頃、多大なる影響を受けたアニメは「銀河鉄道の夜」と「うる星やつら」。
特に音楽が好きだった。(大人になって、銀河鉄道の夜は細野晴臣さん、うる星やつらは小林泉美さんが手がけられているのを知った。昔から今でも好みが変わっていない・・・。)

トロピカルなアーバンという感じで、大人っぽくていいのです。

(ジャケットもタイトルも、夏という感じ。)
 
(my)
 

Saturday 8 July 2017

夏の楽しみといえば

いよいよ夏本番を迎えようとしている。
暑くなると、木工作業をしていても汗だくになるし、あまり嬉しくないのだが、やはり夏のギラギラした光には何か胸がときめく。今年こそは琵琶湖で泳ぐぞ、とか想像しているだけで少し暑さが楽しく感じられてくる。
やはり、夏一番の楽しみといえば、肉体労働のあとのビール。
作業がキツくても、なおいっそう美味しくなると思えば、気持ちも軽やか。
あののどにシュワっとした泡が流れ込む瞬間が、なんとも素晴らしい。
音にたとえたらどんな感じだろうか。

(青柳)

Friday 7 July 2017

似て非なるもの

同じようでまったく違うものって、こう物質にあふれた現代ではたくさんあるのではないか。同じ名前や形に表面では見えても、本質ではまったく違うなと感じるものは多い。写真やネット上じゃ分からない。実際接してみないと。本質的なことは、控えめで地味なことが多いように思う。(これは最近の個人的主観。)

食べ物でもお洋服でも、音楽でも。なんにでも言えるのかもしれないけれど・・・本質的なこと、ほんものを見極める力を養いたいものだなと思う。それには、自分の心でみる訓練がまず必要と自問自答する毎日。(そして早寝早起き、規則正しい生活、からだの感覚を大事にする等で直感を鋭くすること。)

(my)

Thursday 6 July 2017

ベリー・ファッキング重低音


先日、ゆうきのライブ開演前にBGMでテーリ・テムリッツの『fagjazz』を会場に流した。
なんとなく持参したCDだったのだが、YTAMOさん、オオルタイチさんともに好きな作品だったみたいで、嬉しくなった。

ふたりの話によると、このCDのマスタリングは特殊で、音量をかなり控えめにしているらしい。そうすると、音量のリミットによる音の頭打ちが無くなり、音は本来の姿のまま再生される。特に音量制限を受けやすい低音がつぶれることなく、豊かでくっきりとした音になる。

これは現代のポップミュージックで主流となっている「可能な限り音を詰め込むマスタリング」とは真逆のアプローチだ。情報はなるべく多い方がよいという、現代人のあたりまえ。その背後には、大きな音で他より目立って、沢山売るぞ!というお金もうけの精神が反映されている。また、大きい音を迫力のある良い音と感じてしまう人間の特性を利用して、オーディオ業界の試聴は、かなり大きな音で行われている。こんな状況では、「音楽=うるさい」という一般的なイメージがついてしまっても仕方がない。

テーリ・テムリッツのハウスミュージックは、類まれなる美しさ・気品を纏っている。
控えめな音に潜む、伸びやかな生命力を感じる。
裏ジャケに書かれた「ベリー・ファッキング重低音」という言葉にしびれる。

(青柳)

Tuesday 4 July 2017

構築的なものから感覚的なものへ

どちらかというとがっちり計画をたててその通り進んでいくほうが安心するタイプだったのが、気付いてみるとそういったものとは違う感覚的なものをよしとするようになっていった。

環境・考えが変わると、連動していろんなものが変化していく。気付けば、ますます予定調和なものより、自由で感覚的、直感的なものに惹かれる今日この頃。自然がいっぱいの中で暮しているせいか。

今でも計画は立てるけれど、そのときの気分や感じでどんどん直感的によいと思う方向に進むようになってきている。じっと観察しつつ。

すてきな波が来ていたら、さっとそれに乗ること。タイミングはそのときだけのもの。
きのうの(青柳)ブログを読んで、いま思ったことを書いてみた。

(my)

Monday 3 July 2017

波に乗ったあとは

先週は京都東京福井で立て続けに3つのイベントがあった。
計画したのではなく、自然とこうなっていた。

イベントは時期が集中するから不思議だ。
行きたいライブが重なったり、毎日のようにイベントに行く週があったりするのは、何なんだろう?
(彦根に来てからはそういうことが無くなったのがさびしいが…)
きっと、人にも世の中にも波や流れがあるからだろう。

先週の3つの波は、それぞれに特別な経験を与えてくれた。
僕にはまだその経験を的確な言葉に置き換えることはできそうもない。
今言えるのは、「いい波でした。」という感想だけ。

日常の流れに戻ったとき、波に乗った感覚がまた浮上してくるのだろう。
その時に改めて整理してみたいと思っている。

(青柳)

Sunday 2 July 2017

緑の効用

きのう福井・Flatにて行われた 「yurulinokai × schooling ゆうき あたえられたものツアー & HORA AUDIO」について。

会場を和草(にこぐさ)さんが、ヤナギやイネ科等の植物でいっぱいに飾りつけた。みための美しさもさることながら、むせかえるような草のよいにおい。空間ががらりと変わった。

その中で行われたライブイベントは、とても特別で親密感のあるものだった。視覚/聴覚/嗅覚もさることながら、こころがぐっと動いた時間を経験し、じんときた。

やはり実際体験することは大事だ。それぞれ多面的に感じることは自分自身にしかできないことだと思うから。そしてそのときその場所というものは、かけがえのないもの。

(my)

Saturday 1 July 2017

土曜日朝の快適

ゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」を毎週土曜日に聴いている。
仕事の日でも休日のようなゆったりとした朝の時間をあたえてくれる。
選曲も素晴らしいのだが、なんといってもおふたりのスローな関西弁によるトークが心をほぐしてくれるような気がする。

今日のようにイベントで音響をするときは、朝から機材の梱包やら準備で頭がいっぱいになっている。作業をしながらラジオを聞いていると、すっと思考にすき間を作ってくれて、忘れ物を思い出したり、冷静になったりする。不思議なものだ。

三上さんのオムライス話が聞けたら今週も良いことがあるような気がして嬉しくなる。(僕も近年オムライスフリークになっている。)

(青柳)