スーパーで買い物していたら、目に入ったスナック菓子が無性に食べたくなった。小学校の時からのオールタイムフェイバリット。家に帰って早速食べた。ひとくち目は、「そうそう、これこれ。」という感じで大満足。しばらく食べていると、口の中の感覚がおかしくなってきた。食べ終わった後、舌はピリピリ。「もう、食べるのやめよう」と心に誓う。
それでも、しばらく時間が経つと忘れて、また買ってしまう。脳が記憶している快楽。一度染み付いたらなかなかやめられない、止まらない…
今日野菜の直売所で買ったポン菓子を口直しで食べた。ひとくち目、素朴すぎて味がないと思えるくらい。それが噛んでいるうちに口の中にうま味がふわっと広がっていく。後味もとても良い。シンプルな物は本当に味わい深いものだ。
スピーカーMONOの音は、ポン菓子に近いと思った。さりげないけど味わい深い音の良さ。でも、こういうのって古くさいのかな。普遍的だと思うのだけど…
(青柳)