Sunday 23 July 2017

ハードワーク


この時期の草刈りは日取りを間違えるととんでもないことになってしまう。天気が良すぎると太陽の光と熱を浴びるだけで疲労してしまう。今日は朝から曇り空、絶好の草刈り日和。天気を見てこんなことを思うようになるなんて、ずいぶんとこの土地での生活に慣れて来たような気がする。

朝9時、エンジンく草刈り機にガゾリンを満タンに入れて作業スタート。最初の1時間くらいはどんどん草は無くなっていくし、気持ち良い作業。草刈りをする度に生えている草の種類に変化があるのを見るのが楽しい。去年から草の手入れをするようになって、ずいぶんといい感じの野草の生える土地になってきた。放置すると背の高い草ばかりで一面覆われてしまう。今日は隣の家から増殖し野性化したミントがたくさん生えていた。匂いがあまりに良かったので、袋につめておいた。

作業が2時間くらい同じ作業をずっと続けてると、前身から汗が吹き出し、頭がからっぽになる。体はかなりキツいのだが、普段こういうことはないので、逆に気持ちいい気がする。
草を刈り終えると集めて積んでいる。刈ったまま放置する家も多いようだが、小さな野草が生える土地にするためにそうしている。山のように積んだ草を見ると今日のがんばりが一目で分かるのもよい。(写真は今日の成果。奥と手間の二つの山)

3時間半程の作業を終えると笑えるくらいフラフラになっている。シャワーを浴びて飲む水の美味しさも格別。昼食を食べ終えると突然の睡魔に襲われた。脳が「眠れ」と信号を流しているのが見えるようだった。

日常の雑念を払うにはこうやって体を酷使するのが一番良いのかもしれない。
複雑なようでいて人間も単純なものだ。

(青柳)