小さなジェット機に乗ってアムステルダムから約2時間、ノルウェーに初上陸。クリスチャンサンという街から離れた小さな地方空港に夜10時に着くなんてかなり心細いところだが、Hagto AudioのTorryさんが快く迎えに来てくれると言ってくれて、ホントありがたい。利用客のほとんどが現地の人のようで、慣れた様子で足早に去って行く。僕たちが荷物をを受け取る頃にはほとんど誰もいなくなっていた。
ゲートを出た途端に、満面に笑みを浮かべたTorryさんと奥さんのKariさんが近寄って来てくれた。初めて会うのにそんな感じが不思議としない。Torryさんの運転でSogneにある自宅に向かった。車の窓から流れていく街の灯り、夜の森や海辺を眺めながら、朝になって日を浴びた光景を想像した。
1時間ほどのドライブであたりは別荘のような家がポツポツと適度な間隔を置いて立ち並ぶエリアに。道の行き止まりの小高い岡の上に立つ邸宅の前で車は止まった。車から外に出ると思ったより寒くなかった。正面には暖かい色のランプが灯った横長の家が建っていた。
「ここでスピーカーMONOが初めて海外で音を鳴らしたんだ。」MONOが作ってくれた縁で、僕たちが今ここにいることに感謝した。
室内は北欧らしいシンプルで快適なインテリア。空間から日々の豊かな暮らしが想像できた。温かい飲み物を頂いた後、ホテルのように清潔で心地よい寝室のベッドに入った。安堵感と心地よい疲労感に包まれ、あっという間に眠りについた。
(青柳)
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Sunday, 10 March 2019
Sunday, 24 February 2019
ヨーロッパ物音日記 #3-2
ワルシャワからベルリンに向う電車が出発するのは、早朝。なぜそんなに早い電車にしたかというと、価格がお手頃だったため。その代わり乗り遅れると、チケットの振替はできない・・・。わたしは余裕を持っての行動が好きで、ぎりぎりは大変苦手なため、きちんと起きて出発できるか不安だったがとりあえず安さにはかえられない。
まだ暗く寒い夜と朝の合間、もちろんかなりの余裕をみてホテルを出発。すぐそばの停車場からトラムに乗り、中央駅に向う。本数も比較的多く、便利だった。かなり朝早くなのに結構人が乗っていたのに驚いた。それぞれの人のその日の一日を想像した。その人たちにとっては日常なのだろうけれど、わたしにとっては旅の思い出になる体験。
駅のホームに30分以上早く着いたため、朝食のパンやらを買う。無事に乗ることができた。乗り込んでしばらくすると、車内販売のようなワゴンがやってきてサービスであたたかい紅茶を飲むことができた。ほっと一息。
コパーメントからみる車窓から流れる風景。ずっと広がるポーランドの大地にぽつぽつとみえる家や村。ここはどこなのかと不思議な気持ちに。現代ではなんと便利なことか、ipadをつなぐとでどこを走っているかが分かる。リアルタイムでわかるのも違った意味で感慨深かった。気分は、「世界の車窓から」でした。
まだ暗く寒い夜と朝の合間、もちろんかなりの余裕をみてホテルを出発。すぐそばの停車場からトラムに乗り、中央駅に向う。本数も比較的多く、便利だった。かなり朝早くなのに結構人が乗っていたのに驚いた。それぞれの人のその日の一日を想像した。その人たちにとっては日常なのだろうけれど、わたしにとっては旅の思い出になる体験。
駅のホームに30分以上早く着いたため、朝食のパンやらを買う。無事に乗ることができた。乗り込んでしばらくすると、車内販売のようなワゴンがやってきてサービスであたたかい紅茶を飲むことができた。ほっと一息。
コパーメントからみる車窓から流れる風景。ずっと広がるポーランドの大地にぽつぽつとみえる家や村。ここはどこなのかと不思議な気持ちに。現代ではなんと便利なことか、ipadをつなぐとでどこを走っているかが分かる。リアルタイムでわかるのも違った意味で感慨深かった。気分は、「世界の車窓から」でした。
(ポーランドのどこか。)
(my)
Tuesday, 22 January 2019
欧州モノノネ日記 その3
空港でのトランジット待ち時間が長い航空チケットを予約したときは損したような気分になっていたのに、実際空港で過ごして見ると、それほど悪いものではなかったりする。意図せずに与えられた自由時間をむしろ楽しんでいる自分がいる。
免税店を当てもなくぶらついたり、行き交う色々な人種の人たちを眺めたりしているだけでも、日本で同じような状況に置かれている時よりも飽きることはない。空港の空間、インテリアやサインもお国柄が感じられて面白いものだ。
今回オランダのスキポール空港にあった大きな針時計にはちょっと感心してしまった。よく見ると時計は液晶画面になっていて、すりガラス越しにぼんやりと向こう側に人間がいるのが見えた。その人は1分毎に分針をペンキとハケで描き、また1分後にワイパーでペンキの針を洗い消し、また描く。1分毎に描かれていく針の形やその仕草は、毎回異なっている。1時間もしくは12時間の映像作品なのだろう。ダッチデザインの家具やオランダのアート作品にも感じる「普通のようでいて狂っている」センス(もちろん良い意味で)には毎度驚かされる。
10年前にも半日ほどスキポール空港で過ごしたことがある。その時、日本から持参した文庫本をリクライニングソファーに寝転がって夢中になって読んだ記憶が頭の片隅にあったからだろうか、今回の旅でも同じ作家の文庫本を関空で購入した。今回もソファーに座って読んだ。空港での読書は不思議と気持ちいい。人や物が目まぐるしく移動している場にひとりとどまって物語という想像の旅をする。そのなんとも絶妙なシチュエーションが好きなのかもしれない。(今回読んでいた『スプートニクの恋人』の登場人物が、僕と同じくKLMを使ってスキポール空港でトランジットをして嬉しくなった)
読書の途中に小腹が空いたので何か食べようかと思ったら、物価の高さに驚いてしまった。特に円安という訳でもなかったので、単純に日本との物価の格差なのだろう。10年前は気軽にビールやコーヒー飲んだりしながら読書できたのになぁ。
(青柳)
免税店を当てもなくぶらついたり、行き交う色々な人種の人たちを眺めたりしているだけでも、日本で同じような状況に置かれている時よりも飽きることはない。空港の空間、インテリアやサインもお国柄が感じられて面白いものだ。
今回オランダのスキポール空港にあった大きな針時計にはちょっと感心してしまった。よく見ると時計は液晶画面になっていて、すりガラス越しにぼんやりと向こう側に人間がいるのが見えた。その人は1分毎に分針をペンキとハケで描き、また1分後にワイパーでペンキの針を洗い消し、また描く。1分毎に描かれていく針の形やその仕草は、毎回異なっている。1時間もしくは12時間の映像作品なのだろう。ダッチデザインの家具やオランダのアート作品にも感じる「普通のようでいて狂っている」センス(もちろん良い意味で)には毎度驚かされる。
10年前にも半日ほどスキポール空港で過ごしたことがある。その時、日本から持参した文庫本をリクライニングソファーに寝転がって夢中になって読んだ記憶が頭の片隅にあったからだろうか、今回の旅でも同じ作家の文庫本を関空で購入した。今回もソファーに座って読んだ。空港での読書は不思議と気持ちいい。人や物が目まぐるしく移動している場にひとりとどまって物語という想像の旅をする。そのなんとも絶妙なシチュエーションが好きなのかもしれない。(今回読んでいた『スプートニクの恋人』の登場人物が、僕と同じくKLMを使ってスキポール空港でトランジットをして嬉しくなった)
読書の途中に小腹が空いたので何か食べようかと思ったら、物価の高さに驚いてしまった。特に円安という訳でもなかったので、単純に日本との物価の格差なのだろう。10年前は気軽にビールやコーヒー飲んだりしながら読書できたのになぁ。
(青柳)
Saturday, 19 January 2019
ヨーロッパ物音日記 #3-1
今回、ワルシャワからベルリン、フランクフルトの移動は電車を選んだ。
インターネットのおかげで、「飛行機がいいか電車がいいか、それともバスか?」といった料金や時間等比較を簡単にできるようになった。日本にいながら、自分にとってよりよい方法を選び、前もってチケットも取得できる。
前のヨーロッパ物音日記でも触れたように、はじめてわたしが欧州旅行に行った20年以上前はそうではなかった。交通手段についての情報を手に入れることも一苦労。ガイドブック(もちろん紙の)片手にある程度の知識を頭にいれていく。現地についたら、まずはインフォメーションセンターに出向き各種情報を手に入れることがお約束だった。電車のつもりが夜行バスになったり。なんだか手間もかかったが懐かしいな・・・。
LLCの飛行機もいいかなと考えたけれど、価格の安いチケットは時間の制約もあったり(早朝か深夜とか)、そもそも飛行場まで遠かったり、チェックインのために早めにいかなくてはいけなかったりで、総合的に判断して電車にしました。
交通手段をネットで検索していて一番うならされたのは、ドイツ鉄道。デザインもわかりやすく美しい。早めにとるとかなり安くなるディスカウントチケットもある。どういうルートを通るかも一目瞭然。無料で登録できるMy Bahnに入っておくと予約したチケット情報などすぐみることもできる。とことん親切なのです。(丁寧すぎるくらい。)
座席も指定できたのでコパートメントタイプ(お部屋になっている)にした。ポアロとか海外のミステリーのテレビドラマとかでよくみる座席な感じでそそられるのです。
チケットは自宅でプリントアウトしたものを持っていたらいいので、印刷して準備。
実際の電車の旅については、次回のヨーロッパ物音日記 #3-2にて。
(my)
インターネットのおかげで、「飛行機がいいか電車がいいか、それともバスか?」といった料金や時間等比較を簡単にできるようになった。日本にいながら、自分にとってよりよい方法を選び、前もってチケットも取得できる。
前のヨーロッパ物音日記でも触れたように、はじめてわたしが欧州旅行に行った20年以上前はそうではなかった。交通手段についての情報を手に入れることも一苦労。ガイドブック(もちろん紙の)片手にある程度の知識を頭にいれていく。現地についたら、まずはインフォメーションセンターに出向き各種情報を手に入れることがお約束だった。電車のつもりが夜行バスになったり。なんだか手間もかかったが懐かしいな・・・。
LLCの飛行機もいいかなと考えたけれど、価格の安いチケットは時間の制約もあったり(早朝か深夜とか)、そもそも飛行場まで遠かったり、チェックインのために早めにいかなくてはいけなかったりで、総合的に判断して電車にしました。
交通手段をネットで検索していて一番うならされたのは、ドイツ鉄道。デザインもわかりやすく美しい。早めにとるとかなり安くなるディスカウントチケットもある。どういうルートを通るかも一目瞭然。無料で登録できるMy Bahnに入っておくと予約したチケット情報などすぐみることもできる。とことん親切なのです。(丁寧すぎるくらい。)
座席も指定できたのでコパートメントタイプ(お部屋になっている)にした。ポアロとか海外のミステリーのテレビドラマとかでよくみる座席な感じでそそられるのです。
チケットは自宅でプリントアウトしたものを持っていたらいいので、印刷して準備。
実際の電車の旅については、次回のヨーロッパ物音日記 #3-2にて。
(my)
Monday, 14 January 2019
欧州モノノネ日記 その2
海外へ行くには飛行機に乗らないといけない。現代ではほぼ間違いなく。ゆったりとした船旅は憧れるけど、いまではかなり贅沢な印象を受ける。ジェット機だとヨーロッパまで半日もかからずに移動できるなんて、改めてスゴイなぁ。
久しぶりの空旅で新しくなっていたのは、各座席にタブレット端末が埋め込まれていたこと。自由に映画やら音楽やらゲームやらを楽しめる。WIFIも利用できた。地上で当たり前のようにしていることが、飛行機の中で出来ないなんて、時代遅れなことなのだろう。地上でも自由に吸えないタバコは、当然禁止されていた。愛煙家としてはせめて喫煙ルームくらい設けて欲しいところだが、そんな時代を逆行するようなことは公共の場ではまず起こらない。
タブレット画面にリアルタイムの飛行情報を表示させることができた。時速900km以上のスピードで飛んでいるらしい。秒速に計算すると250m/s以上ということになる。音速340m/sに近い世界。これはとんでもないことだ。機内では普通に快適な空間を装っているが、実際はかなり特異な状況に置かれていることを肌身に感じた。
音速に近い空間の中で鳴らした音楽はどう耳に届くのか気になった。気圧も低いわけだし、音の響きは変化するはずだ。スピーカーMONOを機内に持ち込んで試聴したい衝動に駆られたが、まず無理だろう。ファーストクラスでもお断りかもしれない。やるなら自家用ジェット!?・・・とかなんやらくだらないことを考えたり、音楽ドキュメンタリー番組(Betty Davis、西独と東欧のテクノカルチャーの2本。面白かった。)を観ているうちに、あっという間に乗り換え空港のアムステルダムに到着した。
(青柳)
久しぶりの空旅で新しくなっていたのは、各座席にタブレット端末が埋め込まれていたこと。自由に映画やら音楽やらゲームやらを楽しめる。WIFIも利用できた。地上で当たり前のようにしていることが、飛行機の中で出来ないなんて、時代遅れなことなのだろう。地上でも自由に吸えないタバコは、当然禁止されていた。愛煙家としてはせめて喫煙ルームくらい設けて欲しいところだが、そんな時代を逆行するようなことは公共の場ではまず起こらない。
タブレット画面にリアルタイムの飛行情報を表示させることができた。時速900km以上のスピードで飛んでいるらしい。秒速に計算すると250m/s以上ということになる。音速340m/sに近い世界。これはとんでもないことだ。機内では普通に快適な空間を装っているが、実際はかなり特異な状況に置かれていることを肌身に感じた。
音速に近い空間の中で鳴らした音楽はどう耳に届くのか気になった。気圧も低いわけだし、音の響きは変化するはずだ。スピーカーMONOを機内に持ち込んで試聴したい衝動に駆られたが、まず無理だろう。ファーストクラスでもお断りかもしれない。やるなら自家用ジェット!?・・・とかなんやらくだらないことを考えたり、音楽ドキュメンタリー番組(Betty Davis、西独と東欧のテクノカルチャーの2本。面白かった。)を観ているうちに、あっという間に乗り換え空港のアムステルダムに到着した。
(青柳)
Sunday, 9 December 2018
ヨーロッパ物音日記 #2
どの国も郷土料理に美味しいものありというのが私の持論。(好みはあるけれど。)
30代の頃は食べものについて制限系(ベジタリアンとかオーガニックといった)のこだわりがありなかなか旅行でも不自由だったが、彦根に越してきて思うことあって今はそういった考えを捨てた。わたしにとってはよかった決断でした。
基本的に食べることが好きなので、知らない土地のごはんにとても興味がある。
今回訪れたノルウェー・ドイツ・ポーランド、どの国もそれぞれ美味しかった。
ごちそうになった以外は、ホテルでスーパーマーケットで買ったもの(例えば、チーズにハム、ザワークラウトの缶詰)やら安食堂で食べたりバックパッカー的なものでしたが、それでも!
帰ってきて、早速図書館にて1970年代初頭に刊行されたライフタイムブックス世界の料理シリーズ(日本語版江上トミさん監修)や各国料理についての本を借りる。このシリーズは写真といい内容といい最高なのです。ただドイツとスカンジナビア料理の本はあっても、ポーランドのものがなかった...。
ワルシャワの大衆食堂で食べたぎょうざみたいなピエロギ(ほんとうにぎょうざルーツらしい)やドーナツのポンチキ。全体的に素朴で私好みだったので、日本でつくってみようと思ったのに・・・。
調べてみても、ポーランド料理の本ってあまりない。そういえば、ポーランド料理って食べたのはじめてだったかも。
なんとか「ポーランド料理道」というすてきな本の情報をネット上でみつけましたが、オンラインで読めるのみ。紙ベースのものがほしいので、なんとか手に入れることができればと思っている。
江上トミさん監修「スカンジナビア料理」「ドイツ料理」より
右のドイツ料理の表紙写真はクリスマスにつくるお菓子の家
写真の質感といいすてき!心躍る。
(my)
Wednesday, 5 December 2018
欧州モノノネ日記 その1
ずいぶんと久しぶりの海外。十年くらい前はアートの仕事で一年の半分くらい海外にいたのに。プライベートでほとんど旅をしないタチなので、海を越えるにはそれなりの目的がないと行動に移せない。
今年ノルウェーのオーディオショップでスピーカーの取り扱いが始まったこともあって、ヨーロッパのオーディオシーンを直に見に行くことにした。スピーカーMONOが海外でどのように響くのか、どんな評価を受けるのかを知りたくなり、初の海外営業を行う決心をした。海外市場の方が活気があるという噂も、実際に行って見ないと分からない。
オーディオの世界だけでなく、ヨーロッパの人たちがどんな日常を送っているのかも知りたかった。どんな顔してみんな街を歩いているのか、街の様相は変わったのか。そう、ヨーロッパの空気を久しぶりに肌で感じたかったのだ。
バタバタのスケジュールで、出発前日は徹夜で準備作業。時差ボケ防止には寝ないほうが逆に良いと自分を励ましながら、スーツケースにスピーカーを入れるための保護ケースを作った。ふたつのスーツケースはスピーカーと機材で完全に埋まってしまった。ヨーロッパでの防寒を考えながらバックパックに入れれる分だけ服と着替えをセレクトするのが難しかった。
朝4時半にふたり分とは思えない物量の荷物を車に積んで最寄りの駅に運んだ。妻に駅で待ってもらい、僕は車を家に駐車し、徒歩で駅に戻った。タクシー営業のない早朝だったので、思いついた苦肉の策。始発電車に乗って京都に行き、初めて「はるか」に乗った。
ゆったりとしたシートに座った途端、睡魔に襲われ、気がついたら関空の橋の途中。9月の台風がどれだけ凄かったかを目の当たりにした。出発3時間前の誰もいないカウンターでチェックイン。荷物を運びながら感じていた悪い予感が的中し、スーツケースは重量オーバー。慌てて、ビニールのバッグを購入して荷物を詰め直した。二度目のチェックインでは、バッチリ重さクリアで胸をなでおろした。
551の豚まんを食べて、空港の書店で未読の『スプートニクの恋人』文庫本を購入。気がついたら搭乗時刻が近づいていた。搭乗直前の一服を済まして、機内へ。席に着いたら、心地よい疲労感。ここまでで十分ひとつの旅を終えた気分。
(青柳)
今年ノルウェーのオーディオショップでスピーカーの取り扱いが始まったこともあって、ヨーロッパのオーディオシーンを直に見に行くことにした。スピーカーMONOが海外でどのように響くのか、どんな評価を受けるのかを知りたくなり、初の海外営業を行う決心をした。海外市場の方が活気があるという噂も、実際に行って見ないと分からない。
オーディオの世界だけでなく、ヨーロッパの人たちがどんな日常を送っているのかも知りたかった。どんな顔してみんな街を歩いているのか、街の様相は変わったのか。そう、ヨーロッパの空気を久しぶりに肌で感じたかったのだ。
バタバタのスケジュールで、出発前日は徹夜で準備作業。時差ボケ防止には寝ないほうが逆に良いと自分を励ましながら、スーツケースにスピーカーを入れるための保護ケースを作った。ふたつのスーツケースはスピーカーと機材で完全に埋まってしまった。ヨーロッパでの防寒を考えながらバックパックに入れれる分だけ服と着替えをセレクトするのが難しかった。
朝4時半にふたり分とは思えない物量の荷物を車に積んで最寄りの駅に運んだ。妻に駅で待ってもらい、僕は車を家に駐車し、徒歩で駅に戻った。タクシー営業のない早朝だったので、思いついた苦肉の策。始発電車に乗って京都に行き、初めて「はるか」に乗った。
ゆったりとしたシートに座った途端、睡魔に襲われ、気がついたら関空の橋の途中。9月の台風がどれだけ凄かったかを目の当たりにした。出発3時間前の誰もいないカウンターでチェックイン。荷物を運びながら感じていた悪い予感が的中し、スーツケースは重量オーバー。慌てて、ビニールのバッグを購入して荷物を詰め直した。二度目のチェックインでは、バッチリ重さクリアで胸をなでおろした。
551の豚まんを食べて、空港の書店で未読の『スプートニクの恋人』文庫本を購入。気がついたら搭乗時刻が近づいていた。搭乗直前の一服を済まして、機内へ。席に着いたら、心地よい疲労感。ここまでで十分ひとつの旅を終えた気分。
(青柳)
Thursday, 29 November 2018
ヨーロッパ物音日記 #1
多大なる影響を受けている本のタイトルから拝借して、今回の初ヨーロッパ海外営業のことを(my)と(青柳)で交互に綴っていこうと思います。(*物音=モノノネ)
20~30代にかけてバックパッカー的旅行をすることが多かったのですが、40代にもなってこのような旅をするとは思っていませんでした。行商のように、大量の荷物を持てるだけもって、3カ国を移動。ただ何でも経験しておくものですね。昔よりは体力的には劣っているとは思うのですが、経験値を積み重ねて総合的にはタフになっている気がします。
あとここ10年海外に行っていなかったのですが、(基本的には旅好きではない。なんとパスポートの有効期限も切れていた・・・)その間になんと世の中が便利になったことか。前は行き当たりばったりで、現地のインフォメーションセンターにて宿を探す。情報もロンリープラネットや地球の歩き方が頼り。(いまだに当時のもの持ってます。)これが、さくっと泊まるところも日本円で簡単に準備していけること。ネットもsimフリーとカードさえ用意すれば、格安でつなぐこともできる。どこにいっても、みんな片手にスマートフォンとタブレット。隔世の感あり。
ヨーロッパの物価が昔に比べてだいぶん高くなっていて、今後は比較的物価が安いと思われる東欧に興味が出てきました。(昔は西欧ばかり行っていた。)
実際に体験や経験することの重要さを改めて感じた2週間でした。
(my)
20~30代にかけてバックパッカー的旅行をすることが多かったのですが、40代にもなってこのような旅をするとは思っていませんでした。行商のように、大量の荷物を持てるだけもって、3カ国を移動。ただ何でも経験しておくものですね。昔よりは体力的には劣っているとは思うのですが、経験値を積み重ねて総合的にはタフになっている気がします。
あとここ10年海外に行っていなかったのですが、(基本的には旅好きではない。なんとパスポートの有効期限も切れていた・・・)その間になんと世の中が便利になったことか。前は行き当たりばったりで、現地のインフォメーションセンターにて宿を探す。情報もロンリープラネットや地球の歩き方が頼り。(いまだに当時のもの持ってます。)これが、さくっと泊まるところも日本円で簡単に準備していけること。ネットもsimフリーとカードさえ用意すれば、格安でつなぐこともできる。どこにいっても、みんな片手にスマートフォンとタブレット。隔世の感あり。
ヨーロッパの物価が昔に比べてだいぶん高くなっていて、今後は比較的物価が安いと思われる東欧に興味が出てきました。(昔は西欧ばかり行っていた。)
実際に体験や経験することの重要さを改めて感じた2週間でした。
(my)
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