Sunday, 24 February 2019

ヨーロッパ物音日記 #3-2

ワルシャワからベルリンに向う電車が出発するのは、早朝。なぜそんなに早い電車にしたかというと、価格がお手頃だったため。その代わり乗り遅れると、チケットの振替はできない・・・。わたしは余裕を持っての行動が好きで、ぎりぎりは大変苦手なため、きちんと起きて出発できるか不安だったがとりあえず安さにはかえられない。

まだ暗く寒い夜と朝の合間、もちろんかなりの余裕をみてホテルを出発。すぐそばの停車場からトラムに乗り、中央駅に向う。本数も比較的多く、便利だった。かなり朝早くなのに結構人が乗っていたのに驚いた。それぞれの人のその日の一日を想像した。その人たちにとっては日常なのだろうけれど、わたしにとっては旅の思い出になる体験。

駅のホームに30分以上早く着いたため、朝食のパンやらを買う。無事に乗ることができた。乗り込んでしばらくすると、車内販売のようなワゴンがやってきてサービスであたたかい紅茶を飲むことができた。ほっと一息。

コパーメントからみる車窓から流れる風景。ずっと広がるポーランドの大地にぽつぽつとみえる家や村。ここはどこなのかと不思議な気持ちに。現代ではなんと便利なことか、ipadをつなぐとでどこを走っているかが分かる。リアルタイムでわかるのも違った意味で感慨深かった。気分は、「世界の車窓から」でした。

(ポーランドのどこか。)
 
(my)