Thursday, 28 February 2019

雪かきのない冬

彦根に越して来てから4回目の冬越え。こんなに寒さが穏やかなのは初めてだ。雪は数回降ったが、今年は一回も雪かきをやっていない。しもやけになるような厳しい寒さがないことはありがたいことだけど、なんだか心配になってしまう。

冬に積雪が少ないと夏の水不足が懸念されるそうだ。僕が愛する滋賀の地酒を作るのにも雪解け水による地下水、飛びっきり寒い冬の醸造期間がとても大切だそうだ。これからの農作物への影響も気になる。

自然界は絶妙なバランスで成り立っている。人間だって自然の構成要素。この暖かい冬の影響がいつかどこかに出てくるかもしれない。

そういえば、今年は冬の大定番レコード、NICOの"CHELSEA GIRL"を聴くのをすっかり忘れていた。そういうちょっとしたことが狂ってくると調子が出ない・・・。

(青柳)