クーラーの無い生活をしている者にとって、やっぱり扇風機の存在はありがたい。クルクル羽が廻り首を振っている様を見ているだけでなんだか涼しく感じる。今や羽が無い扇風機もあるそうだが、あまりそそられない。
写真の扇風機は、僕が大学生の時に京都で拾って、修理してずっと使っている。出会った時にすでに見たこと無いくらいレトロな存在だったのに、あれから20数年経って、もはや博物館行きの化石のようだ。それなのにいまだ元気に動いているのには驚きだ。シンプルな機械はそうそう簡単には壊れないのだろう。故障しても簡単に修理可能。
スピーカーMONOもこの扇風機のように何十年としぶとく元気な音を鳴らしてくれることを望んでいる。電子回路を持たないスピーカーだから致命的なことにはならないと思う。
(青柳)