昔はだんぜん洋菓子派だった。以前住んでいた阪神間は、全国的に洋菓子のレベルが高く、手頃な値段でたいそう美味しいケーキやらがたくさんあった。(よって、高くておいしいのは当たり前やんという価値観に。)およばれより日常的な感覚。
こちら彦根に越してきて、洋から和の暮らしに変わったら、風土に影響されたのかいままであんまり興味のなかった和菓子が断然気になるように。生クリームが好きだと思っていたんだけれど、実はあんこ好きという事実に自分でもびっくり。
若菜晃子さんや畑主税さんの本を片手に、全国のいい感じの和菓子屋のお勉強。(気になったら、まずはその分野の本を読むのです。)「一日一菓」という本も、眺めているだけでわくわくする気持ちに。
もちろん滋賀にも気になる和菓子がいろいろある。たとえば畑さんの「ニッポン全国 和菓子食べある記」ではじめて知った愛知川の老舗和菓子屋。もう少しあたたかくなったら自転車を漕いで行ってみたい。
(my)