Tuesday, 14 February 2017

台所の音

幸田文の○○帖シリーズをときおり読みたくなる。その中でも特に「台所帖」。

これを読んで、暮らしの特に台所でたてる音について気にするようになった。
菜切包丁と木製まないたが奏でるものとプラスチックのものではやはり違う。
MONOスピーカーで音楽を聴くようになってなおさら小さいささいな音の美しさに気付くようになった。

 
(my)

Monday, 13 February 2017

デンタルサウンド

歯の詰め物が取れてしまって、歯医者に通っている。
診療椅子に座って治療を受けているときいつもびくびくしている。
ガマン出来ない程の傷みではないことが分かっていても無性に落ち着かない。
最大の原因は、その音だと思う。
形状の異なるドリルの出す音は高音から低音まで様々だ。
耳で聞くというよりも骨を伝わってくる音。
空気を振るわすことなく直接体に入ってくる音に得体が知れない怖さを感じてしまう。
骨伝導ヘッドフォンの音ってどんなものなんだろう?
心地よい音楽が聴けるのだろうか?
治療を受けながら気晴らしでそんなことを考えていた。

(青柳)

Sunday, 12 February 2017

季節感

ここに暮らすようになって、二十四節気と七十二候が気になるようになってきた。
たまに仕事の合間にチェックして、新しい言葉を覚えている。

ちなみに今日は立春・黄鶯睍睆(うぐいすなくという意味らしい・・・)だそうだ。外は大雪であたり一面真っ白なのだけれど。


(スミス記念堂からみる雪の彦根城。幻想的なライブでした。)

(my)

Saturday, 11 February 2017

ラジオの恩恵


できるだけチューナーでラジオを聞くようにしている。
FM放送は特に音が良いからだ。インターネットラジオに慣れた耳にはとても新鮮に耳に響く。
ダイヤルを回してチューニングする時のノイズも不思議と心地よく感じる。

先日滋賀のFM放送に出演した。
スタジオでの生放送だったので緊張したけれど、自分の声が今電波に乗っているという事実がとにかく嬉しかった。

刻一刻と流れて行く電波をキャッチして聞いているという感覚がラジオの好きなところ。
自分の意志とは関係ない、偶然の出会いも多々ある。

スピーカーMONOを開発していた時、どんな音楽でも良く鳴るように、ラジオをつけっぱなしにして試聴を繰り返した。自分の好きな音楽だけだとどうしても偏ってしまうからだ。
さらに、人の話す声が頻繁に流れることがスピーカーの響きの調整にとても役立つ。
人は声のニュアンスに特に敏感。
毎朝聞いているおなじみのラジオパーソナリティの声が別人のようだったら一日が始まらない。

(青柳)

Friday, 10 February 2017

雪景色

朝から雪が降り続いている。空一面グレーがかった空。
いつも静かだけれど、あたりはますますしんとしている。
音もあまりない中降り積もる。積雪があるときの空気感が分かるようになった気がする。

もちろんあっというまにスノーキャラ化現象。急いで買出しに出かけた。
http://horaaudio.blogspot.jp/2017/02/blog-post_3.html


古い日本家屋の窓から振る雪を眺めながら、Masayoshi Fujita『アポローグス』を聴く。
この季節の楽しみ。

(my)

Thursday, 9 February 2017

量より質


ジョン・パウエルさんが書かれた『響きの科楽』という本が面白い。
音や音楽に関する様々な話題がユーモアたっぷりの分かりやすい文章で説明されていく。専門知識を得ようとする人よりも普通の音楽好きの方にぜひ読んで欲しい良書だ。

「音の大きさ」について書かれたところがとても印象的だった。
楽器1台による演奏と10台の演奏を比較すると音量は2倍にしかならない。
脳は音を単純に足し算しないそうだ。
生きて行く上の安全策として、敵が忍び寄る小さな音もしっかり聞こえないといけないし、落雷などのとてつもなく大きな音を聞いても耳が壊れないように人間の体は出来ている。
「わたしたちの耳は、小さな音ははっきり聞こえるが、音量が増すとその影響力が徐々に減少するように設計されている。」(P.124)そうだ。

過度に大きな音量で音楽を聴くと聴覚保護回路が働いて音をマスクしているということだ。
音楽をより深く聴くという目的においては、これでは逆効果だ。

スピーカーMONOで音楽を聴いていると必要以上に音量を上げたくなることがあまりない。
小さな音でも繊細な音をくっきりと再生するのが得意なスピーカーなので、空間に適したほどほどの音量で十分満足するのだ。家庭内で快適に音楽を楽しむ場合、それほど大きい音量は必要ないのではないだろうか。
「量より質」ということが言えるのかもしれない。

でも、「質より量!」と開き直って爆音で音を体で浴びたくなる時が僕にもある。
家でそんなことしたってたかが知れているので、そんな時はライブやクラブに行ったほうがよっぽど気持ちいい。

(青柳)

Wednesday, 8 February 2017

カメラについて

このブログをはじめたこともひとつのきっかけとなって、コンパクトデジタルカメラを手に入れた。旧式だけれど気に入っている。

カメラは厚みがあるしシャッターを押す実感がいい。この感覚、久しぶりに思い出した。


(my)