Monday, 30 July 2018

JUST LIKE MUSIC

時間の流れかたはつくづく不思議におもう。

先日の京都出張で、18年前の同じ日にリンクすることがいくつも重なった。
ひとつが浮上すると、泡がくっつき合うように、ボコボコと立ち現れる。

時間は真っすぐには進んでいない気がする。
円を描きながらある方向に向かって流れてる。
別の角度から見るとスパイラル状に動いているというイメージも頭にあるが、
そんな単純な動きではないのかもしれない。

過去と現在がぴったりと合わさる瞬間。
円弧が過去の一点を通過する。
記憶が呼び起こすいたずら…

いや、時間はシングルノート。ただ坦々と進んでいるのかもしれない。
人間の心がそれに和音を加え、音楽のように時間を多層的に彩る。

どちらにせよ、僕たちにとっての時間は、音楽のように謎多くも魅惑的な存在。
つかもうと思ったって、逃げられるから、ただ流れを感じていたい。

(青柳)