先日京都の
Meditationsでアートワークに惹かれてカセットテープを購入した。
『TO BE HEARD AFTER DARK』という謎めいたコンピレーション。
「日が暮れてから聴いて」というタイトルだし、そうしてみた。
様々な種類の魅惑的な音楽が詰まっていた。テープの音像がいつの時代に録音されたのか分からないような不思議な雰囲気を醸し出している。選曲センスは抜群だ。製作者のニヤニヤしながらレコードを選んでいる顔が見えるようだ。
B面最後の曲が終わった後に、カエルの鳴き声が聞こえてきた。近所の田んぼで大合唱している音かと思ったら、スピーカーからで驚いた。
時空を超えて送られてきた手紙のような気がした。
ちょっと怖かったけど、カセットテープは人の存在が感じられるからやっぱり好きだ。
(青柳)