森の中で自然の音に包まれると心地良く感じるのはなぜだろう。
鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、風で枝葉がこすれる音・・・多種多様な音が複雑に混じり合っている。
静かだから気持ち良いのではない。自然が作り出す「ノイズ」で満たされている。
個々に好き勝手な音が鳴っているだけなのに、合わさった時、人の心を浄化させる。これだけ万人受けする「ノイズ交響曲」は人間には作り出せない。
人がつくり出す音と自然がつくりだす音、何が異なるのだろうか?人間も自然の一部なはずなのに。
頭にふいに「コントロール」と「流れ」という言葉が浮かんだ。
深いテーマなので、これからじっくり探っていきたい。
(青柳)