Thursday 31 January 2019

手作り礼賛 #1

なんでもかんでも手作りじゃなきゃとも思わないけれど、自分でやってみることは面倒くさい以上に喜びや楽しみもあると思う。達成感とか。

近所の直売所でいつも買っている地元のお味噌がとても美味しくて一度作ってみたいなぁと心のどこかで思っていた。我が家の味噌消費量はかなり多い。

ということで、市の広報に載っていた味噌づくり講習会に参加することにした。そんな機会がないと、なかなかやりたいなぁと思いつつどうやっていいかも分からず何年も後回しになってしまうだろうから。(実際、後回しになっていた。)

参加してみると、なんといつも買っているお味噌をつくっている方が講師の先生だった。これだけでも、気分が高揚。その先生がつくるような味噌が作ってみたかったのだから。材料もすべて地元産。家庭科の調理実習室のような場所で行われた講習は最高に楽しかった。

やはり参加してみると本に載らないようなささいな、でも重要な情報を得ることができる。特になにも分からない場合は、はじめが肝心なのだ。

要は、樽につめるときが重要だということ。味噌は光と空気が苦手らしく、ここをきちんとしないとかびが生えるようだ。この過程に時間をかけて丁寧な作業をなさっていた。こういったことは、実際見てみないと分からない。

はじめてのことこそ、きちんと習うのが大事だなと思った。わたしは、独学派ではなく"なんでも質問派"なのです。

*ヨーロッパ物音日記の続きは、次回にします。

(my)