タイトルは好きな本の名前から拝借いたしましたが、内容はその本とはまったく関係ございません。久しぶりこのブログを書くので、一瞬ログインIDやパスワードを忘れていないか心配だったが、なんとか大丈夫だった。(ですます調か、である調どちらで書いていたかも忘れかけていた・・・。)
時間の進み方が不思議だなと思う今日この頃。最近、東京出張していたのだけれどだいぶん昔の話みたい。出張は、松濤美術館で行っている「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」展にホラオーディオのスピーカーを使っていただけたのでその設営のため。すばらしい展示(謎の館というタイトルがぐっときます)もさることながら、松涛美術館を設計した白井晟一が大変気になる存在に。この秋は関係図書を読みまくる予定。建築めぐりをしてみたいなぁ。
出張中は、駆け足で横浜トリエンナーレと「杉戸洋 とんぼとのりしろ」を観に行く。横トリは時間の関係上横浜美術館の展示のみ。知っている作家は多いわけではなく派手ではないキュレーションだが現代の問題等を考えさせられるわたしにとっては正統派といってもいい展示。全部の会場を観たらまた違った感想になるのだろうな。杉戸さんのは、ディテールと空間、色と光に圧倒されたうつくしい展示だった。特にタイルの作品、前に座り込んでずーっと見入ってしまった。杉戸さんの作品を観ると、きれいな色のお洋服が着たくなります。(あくまで私見。)
都市の情報量が多すぎてふだんの日常を取り戻すのに時間がかかった。すっかりわたしたち、田舎のねずみ(イソップ寓話)です。
(my)