Tuesday, 21 February 2017
そのモノらしさ
最近いろいろなところでアナログレコードの話題を目にする。
データで音楽を聴くことの便利さ、そして音楽がタダになってしまったことの味気なさへの反動もあるのだろう。
それにしても、アナログな物は何ともしぶとい。
レコードをはじめ、カセットテープ・オープンリール・SP盤も近年再評価されている。
音質を追求するテクノロジーの歴史の過程で葬られたようなものが突然復活する。
その事実がとても興味深い。
人を惹き付けるものは、完璧なものよりも「そのモノらしさ」なのかもしれない。
(青柳)
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