つい数年前まで作る料理は西洋料理中心だった。イギリス/スペイン/イタリア料理等々。オーブン料理にスパイスを多用したもの。洋書の料理本を買ってつくることもあった。あるとき「あまり和食をつくらないね」と言われはっと気付いた。そのときは図星でむっときてしまったけれど、そういえばそうだなと。そして和食の料理本をみるようになった。
それから数年。ひょんなことから和の古民家に住むことになり(それも人生はじめての経験)、和の食材豊かな彦根に越して来て、逆に和食しかつくらなくなってしまった。漬物まで漬け始めることに。そしてそれがとても美味しく感じるようになったし、風土に合っていると思う。
郷土料理は「つくってみよう滋賀の味」滋賀の食事文化研究会編を参考に、いろいろ試してみている。今回は琵琶湖でとれるすじえびがスーパーで売っていたので、えび豆をつくってみた。大豆も滋賀産。
(my)