このまえSNS活用講座というものに参加した。こういう仕事をしていると、知ってもらうためには必要なのかなとおもい勉強してみようという気になった。知らないことやなるほどなと思うことも多くとても参考になったのだけれど・・・やはり向き不向きがあると思う。
はじめてパソコンを買ったのはmacのパフォーマシリーズ。確か1995年のことだった。パソコン通信とインターネット初期の時代。まだダイヤルアップ通信だったので、深夜に電話代金が割安になる時間にネットにふけっていた。(すぐに眠たくなって早寝してしまう今となっては信じられない・・・。)ホームページをつくるのにもタグ打ちで、小学生のとき簡単なゲームプログラムでテニスゲームをつくって興奮した記憶がよみがえり、はまっていた。しばらくは最新の技術の進歩に夢中になっていたのだけれど、知らない間に飽きてしまっていたのかも。
21世紀になってこんなにデジタルな世の中になるなんて驚きだ。あまのじゃくなせいか、どんどんアナログ化していくわたし。SNSの便利さは重々分かってはいても、やはりわたしには向いていない。むかしは向いていないことでも無理してやらなくてはと思っていたけれど、今はそうは思わない。(大人の醍醐味のひとつ。生じる責任を取らなくてはいけないけれど。)
さっと流れるたくさんの情報より、個性をもってリアルに迫ってくる物語性がある情報がすきなのだ。例えば、ふと訪れた喫茶店に貼ってあるポスターから知る音楽会の知らせとか。あと勝手に必要な情報は絶妙なタイミングで舞い込んでくると思いこんでいる。それが多すぎたらどれが重要なものか処理できなくなってしまう。(ま、処理能力は人によってまちまち。わたしの場合はってことです。)
どんなに便利な道具でも、向き不向きはある。当たり前のことだけれど。
(my)